心身相関とは?心がつらい時こそ“体から整える”という新しい健康習慣

「気持ちが落ち込む」「やる気が出ない」「なんとなく不安」。そんな時、多くの人は心を何とかしようとします。しかし実は、心と体は別々ではなく、互いに影響し合っています。これを心身相関といいます。つまり、心の不調を整える入り口は、体にあることも多いのです。
■ 心だけを変えるのは難しい理由
気分が落ちている時に「前向きになろう」と思っても、簡単ではありません。なぜなら、心の状態は脳だけでなく、睡眠不足、血糖値の乱れ、姿勢の崩れ、呼吸の浅さ、運動不足など、体の状態に強く左右されるからです。
たとえば猫背になると胸が閉じ、呼吸は浅くなります。呼吸が浅いと交感神経が優位になり、緊張や不安を感じやすくなります。つまり、姿勢一つでも心の感じ方は変わるのです。
■ 体を整えると心が変わるメカニズム
運動すると気分が軽くなる経験はありませんか。これは気のせいではありません。体を動かすことで血流が良くなり、脳へ酸素や栄養が届きやすくなります。さらに、セロトニンやドーパミンなど気分に関わる物質の働きも整いやすくなります。
また、一定のリズム運動(歩く・自転車・軽い筋トレ)は、自律神経を整える助けになります。悩みがある時ほど、考え込む前に体を動かす価値があります。
■ 女性こそ“体から整える”視点が大切
女性はホルモンバランスの変化、家事や仕事の両立、年齢による体調変化など、心身に負担がかかりやすい時期があります。そんな時に根性論で乗り切ろうとすると、さらに疲れてしまいます。
必要なのは、頑張ることではなく整えること。私は、結果を出す人ほど「無理を続ける人」ではなく、「整えながら進める人」だと感じています。
■ 今日からできる具体的な行動
心身相関を味方につけるには、次の3つがおすすめです。
・朝5分だけ外を歩き、光を浴びる
・1日3回、深く息を吐く時間をつくる
・肩甲骨や股関節をゆっくり動かす
さらに余裕があれば、スクワット10回や10分の散歩も効果的です。小さな行動でも、体は確実に反応します。
■ 心が重い日は、体に聞いてみる
「最近しんどい」と感じたら、心の問題と決めつけないことです。睡眠は足りているか、呼吸は浅くないか、体を動かせているか。そこに答えがある場合も少なくありません。
心を整える近道は、体を整えること。今日の姿勢、呼吸、歩く一歩が、明日の気分を変えてくれます。
奈良市ヤマムラパーソナルジム

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