「がんばらない」のに続く人がやっていること

ダイエットや運動を始める時、多くの人は「今度こそ頑張ろう」と決意します。
しかし、実際には強い決意で始めたことほど長続きしないケースが少なくありません。
なぜなら、人間の行動は意志の力よりも「仕組み」の影響を強く受けるからです。
例えば歯磨きをするとき、「今日はやる気があるから歯を磨こう」と考える人はいません。朝起きたら自然と行う習慣になっています。
一方で運動はどうでしょうか。
「時間があればやる」
「気分が乗ればやる」
「余裕があればやる」
この状態では、その日の疲労や気分に行動が左右されてしまいます。
実は継続できる人ほど、頑張ることよりも「頑張らなくてもできる環境づくり」に力を入れています。
これは行動科学の世界でもよく知られている考え方です。
人は目の前の選択肢に大きく影響されます。
お菓子がテーブルに置いてあれば手が伸びやすくなり、ウォーキングシューズが玄関に置いてあれば散歩に出やすくなります。
つまり、意志が弱いのではなく、環境が行動を決めている部分が大きいのです。
ここで一つ面白い事実があります。
運動習慣がある人ほど、実は運動へのモチベーションが特別高いわけではありません。
「やる気があるから続いている」のではなく、「続けやすい仕組みがあるから続いている」のです。
これは多くの人が勘違いしているポイントかもしれません。
では、どうすれば継続できるのでしょうか。
おすすめは目標を小さくすることです。
例えば、
・毎日30分歩く
ではなく
・毎日5分だけ外に出る
・筋トレ30分
ではなく
・スクワット5回だけする
というように、笑ってしまうくらいハードルを下げます。
すると不思議なことに、「5回だけのつもりが10回できた」「5分だけのつもりが15分歩いた」ということが起こります。
人は始めるまでが最もエネルギーを使う生き物です。
だからこそ大切なのは、頑張ることではなく始めやすくすること。
健康づくりも同じです。
完璧を目指して3日で終わるより、60点を半年続ける方が体は確実に変わります。
もし何か新しい習慣を始めたいなら、まずは「毎日できそうな最小単位」を考えてみてください。
1日1回のストレッチでもいい。
階段を使うだけでもいい。
食事の最初に野菜を食べるだけでもいい。
続く人は頑張る人ではなく、続く仕組みを作る人です。
今日からは「どれだけ頑張るか」ではなく、「どうすれば頑張らなくても続くか」を考えてみてはいかがでしょうか。
その積み重ねが、未来の健康を大きく変えてくれます。
奈良市ヤマムラパーソナルジム

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