インスリン感受性を上げると認知症予防につながる?今こそ見直したい生活習慣

「認知症予防には脳トレが大切」と思われがちですが、実は近年注目されているのが血糖コントロールと脳の関係です。そこで鍵になるのが「インスリン感受性」。少し難しい言葉ですが、40代以降の健康管理では知っておきたい重要なテーマです。
■ インスリン感受性とは何か
食事で糖質をとると、血糖値が上がります。すると膵臓からインスリンというホルモンが出て、血液中の糖を筋肉や肝臓へ取り込みます。
この時、体がインスリンにしっかり反応する状態をインスリン感受性が高いといいます。逆に反応が鈍くなると、血糖値が上がりやすく、脂肪も増えやすくなります。
つまり、同じ食事でも“体の受け取り方”で差が出るのです。
■ なぜ認知症と関係するのか
脳は多くのエネルギーを使う臓器です。血糖コントロールが乱れ、インスリンの働きが低下すると、脳のエネルギー利用にも影響が出る可能性があります。
近年では、アルツハイマー型認知症を「脳の糖尿病」と表現する研究者もいるほど、代謝との関係が注目されています。
つまり、脳だけを見るのではなく、全身の代謝を整えることが脳を守る視点になるのです。
■ インスリン感受性を上げる一番の方法は筋肉を使うこと
ここで重要なのが筋肉です。筋肉は体内で大きな糖の受け皿。運動によって筋肉を使うと、血液中の糖を取り込みやすくなります。
特におすすめは、
・食後10〜15分の散歩
・スクワットや椅子立ち座り
・週2〜3回の筋トレ
・日常で歩く量を増やす
激しい運動より、継続できる運動が最も効果的です。
■ 食事でも差が出る
運動に加えて、
・朝食を抜かない
・甘い物を空腹時に一気に食べない
・たんぱく質と食物繊維を先にとる
・夜遅い食事を減らす
この習慣だけでも血糖値の乱高下は抑えやすくなります。
■ 今日からできる行動
難しく考えなくて大丈夫です。まずは、
- 食後に10分歩く
- 毎日1回スクワット10回
- お菓子を毎日から週3回へ減らす
この程度でも体は反応します。
■ 未来の脳は今日の生活で決まる
認知症予防は、年を重ねてから急に始めるものではありません。日々の血糖管理、筋肉量、生活リズムの積み重ねです。
体を整えることは、脳を守ることでもあります。派手な方法ではなく、続けられる習慣こそ本物です。今日の一歩が10年後の自分を助けてくれます。
奈良市ヤマムラパーソナルジム

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