間食は太るもの?実は筋肉づくりの味方になる話

「間食はできるだけ我慢した方がいい」
そう思っている方は多いかもしれません。特に40〜50代になると、体重や体型の変化が気になり、つい間食を避けがちです。
でも実は、間食のとり方次第で筋肉づくりを助けてくれる存在になることをご存じでしょうか。
◆筋肉は“まとめ食べ”が苦手
筋肉は一度に大量の栄養をもらっても、それをすべて活かせるわけではありません。
特に筋肉の材料となるたんぱく質は、体内に長時間ためておけないため、こまめに補給する方が効率的です。
朝・昼・夜の食事だけでは、食事と食事の間に栄養不足の時間が生まれがち。
そこで役立つのが「間食」。
実は間食は、筋肉にとっての“つなぎ補給”のような役割を果たします。
「筋肉はお腹が空きすぎると分解されやすいらしいよ」と聞くと、ちょっと誰かに話したくなりませんか?
◆40〜50代こそ間食が必要な理由
年齢とともに筋肉量は少しずつ減りやすくなります。
その一方で、忙しさや食欲の低下で食事量が減ることも少なくありません。
この状態が続くと、体はエネルギー不足を補うために、筋肉を分解してエネルギーに変えようとします。
間食をうまく取り入れることで、この“筋肉の減りやすさ”を防ぐことができるのです。
◆おすすめは「血糖値を上げにくい間食」
間食というと、甘いお菓子を思い浮かべがちですが、筋肉づくりを考えるなら選び方がポイントです。
おすすめなのは
・ゆで卵
・ヨーグルト
・チーズ
・ナッツ
・プロテイン入りドリンク
これらは血糖値を急に上げにくく、筋肉の材料になる栄養を含んでいます。
「お菓子じゃなくて卵が間食って意外だよね」といった会話も生まれやすいポイントです。
◆間食=食べすぎ防止にもつながる
実は間食を適切にとることで、夕食の食べすぎを防げるというメリットもあります。
空腹を我慢しすぎると、夕食で一気に食べてしまい、結果的に脂肪として蓄積されやすくなります。
午後に軽く間食を入れることで、
・血糖値が安定
・食事量が自然に整う
・体のだるさが出にくい
といった変化を感じる方も少なくありません。
◆「何を食べるか」で体は変わる
間食は敵ではなく、選び方次第で体を整えるサポーターになります。
特に筋肉を守りたい40〜50代女性にとっては、間食は体づくりの一部と考える方が自然かもしれません。
「間食=悪」という思い込みを少し外すだけで、
体はぐっとラクになり、筋肉にもやさしい環境が整います。
日々の小さな選択が、数ヶ月後の体の変化につながっていく。
そんな視点で間食を見直してみるのも、面白い習慣になりそうです。
奈良市ヤマムラパーソナルジム

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