姿勢が気になるなら、実は“肩甲骨”がカギかもしれません

「姿勢を良くしようと思って背筋を伸ばしても、すぐ疲れる」
「気づくと肩が前に入って、猫背っぽくなる」
40〜50代の女性からよく聞く悩みですが、実はその原因、背中全体ではなく肩甲骨の動きにあることが少なくありません。
◆肩甲骨は“浮いている骨”
肩甲骨は背中に張り付いているように見えますが、実際には肋骨の上を滑るように動く“浮いている骨”です。
腕を上げる、後ろに引く、ひねるといった動作は、すべて肩甲骨の動きが関わっています。
ところが、デスクワークやスマホ操作が続くと、肩甲骨は外に開いたまま動かなくなりがち。
これが続くと、背中が丸まり、首が前に出た姿勢が定着してしまいます。
「姿勢って背骨じゃなくて肩甲骨も関係してるらしいよ」と、つい誰かに話したくなるポイントです。
◆肩甲骨が固まると、姿勢は“省エネ型”になる
人の体は楽な姿勢を覚えるのが得意です。
肩甲骨が動かなくなると、体は筋肉をあまり使わない姿勢、つまり猫背や前かがみを選ぶようになります。
この状態では、
・肩こりが抜けない
・呼吸が浅くなる
・背中やお腹の筋肉が使われにくい
といった影響がじわじわ現れます。
姿勢を意識しても続かないのは、意志の問題ではなく“動かない肩甲骨”が原因のことも多いのです。
◆姿勢が整うと、見た目以上の変化が起こる
肩甲骨がスムーズに動くようになると、自然と胸が開き、無理に胸を張らなくても背筋が伸びた印象になります。
それだけでなく、
・呼吸が深くなる
・首や肩の力が抜ける
・体の軸が安定する
といった変化を感じやすくなります。
「姿勢を良くしたら疲れにくくなった」という声が多いのも、実はこの呼吸と筋肉の使い方が変わるからです。
◆肩甲骨は“動かす意識”が大切
姿勢改善というと、腹筋や背筋を鍛えるイメージがありますが、40〜50代女性にはまず動かすことが重要です。
例えば、
・肩をすくめてストンと落とす
・肘を後ろに引いて胸を開く
・腕を大きく回す
こうしたシンプルな動きでも、肩甲骨はしっかり刺激されます。
「ストレッチみたいだけど、実は姿勢にも関係してるんだって」と伝えると、相手も試しやすくなります。
◆姿勢は“作るもの”ではなく“戻るもの”
良い姿勢は、無理にキープするものではありません。
肩甲骨が本来の動きを取り戻すことで、体が自然に戻ろうとする位置が変わります。
毎日少しだけ肩甲骨を動かす習慣を持つこと。
それが、肩こり・猫背・疲れやすさをまとめて整える近道になるかもしれません。
奈良市ヤマムラパーソナルジム

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