実はここが一番あぶない?ぎっくり腰は「日常のあの動き」で起きている

「朝、顔を洗おうと前かがみになった瞬間」「床に落ちた洗濯物を取ろうとした時」
ぎっくり腰の多くは、重い物を持ち上げた時よりも、何気ない日常動作で起こります。特に40〜50代の女性に多いのがこのパターン。
実はそこには、ちゃんとした理由があります。
ぎっくり腰=腰の問題、と思っていませんか?
ぎっくり腰という名前から「腰が弱いから」「年齢のせい」と思われがちですが、原因は腰そのものではないことがほとんどです。
ポイントはこの3つ。
- 股関節が硬い
- お腹に力が入らない
- その状態で前かがみになる
この条件がそろった瞬間、腰が“全部ひとりで頑張る”ことになります。
股関節が硬いと、腰が代わりに動く
本来、床の物を取る・靴下を履く・顔を洗うといった動作は、股関節がしっかり曲がることで腰の負担を減らします。
しかし股関節の柔軟性が落ちると、
- 前に倒れにくい
- しゃがみにくい
- 動きが小さくなる
結果として、腰を丸めて代償動作をするようになります。
「私、体は柔らかい方だと思ってた」という方ほど、実は股関節があまり動いていないことも珍しくありません。
お腹に力が入らないと、腰は不安定になる
もう一つ重要なのが「お腹の力」。
ここでいうお腹の力とは、腹筋をギュッと固めることではなく、 体幹で胴体を安定させる力のことです。
お腹に力が入らない状態で前かがみになると、
- 背骨がグラつく
- 腰の筋肉だけで支える
- ちょっとした動きで限界を超える
これが、いわゆる「魔女の一撃」の正体です。
一番気をつけたいのは「落ちた物を取る時」
意外に思われるかもしれませんが、ぎっくり腰が起きやすいのはこんな場面です。
- 床に落ちた物をサッと取ろうとした時
- 洗濯カゴから靴下を取る時
- イスに座ったまま物を拾おうとした時
共通点は、油断している・準備していないこと。
重い物を持つ時は身構えますが、軽い物ほど注意が抜けてしまいます。
ここ、友達にぜひ教えてあげてください。
ぎっくり腰を防ぐために今日からできること
難しいことをする必要はありません。ポイントは3つだけ。
① 股関節をしっかり動かす
ストレッチでもOKですが、「大きく動かす」意識が大切です。しゃがむ・立つ動作を丁寧に行うだけでも違います。
② 前かがみになる前に、お腹を軽く意識
力を入れすぎず、「お腹に空気を入れる」ような感覚でOK。
③ 物を取る時は、股関節から動く
腰だけを曲げず、お尻を後ろに引くイメージで動きましょう。
ぎっくり腰は「突然」ではなく「積み重ね」
ぎっくり腰は、ある日いきなり起こるようで、実は
- 股関節の硬さ
- 体幹の弱さ
- 日常動作のクセ
が少しずつ積み重なった結果です。
逆に言えば、日常の動きを少し意識するだけで、防げる可能性は大きく高まります。
「腰を鍛えなきゃ」と思う前に、股関節とお腹。 この視点、知っているだけで周りと差がつきます。
奈良市ヤマムラパーソナルジム

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