タンパク質を摂ると代謝が上がるって本当?その理由をわかりやすく解説!

「最近、食事量は変わっていないのに太りやすくなった気がする…」
そんなお悩みを感じたことはありませんか?
実はその原因のひとつに、“筋肉量の減少による代謝低下”が関係しているかもしれません。
そしてこの「代謝」を底上げしてくれるカギとなるのが、タンパク質です。
■ そもそも「代謝が上がる」ってどういうこと?
代謝とは、体の中でエネルギーをつくる働きのこと。
私たちは生きているだけで、呼吸をしたり体温を保ったりと、常にエネルギーを使っています。
この“何もしなくても使うエネルギー”を基礎代謝といいます。
つまり、代謝が高い=生きているだけで消費カロリーが多い、ということ。
年齢を重ねてもスッキリした体を保っている人は、この基礎代謝がしっかり働いている人なんです。
■ タンパク質が代謝を上げる3つの理由
① 筋肉の材料になる
筋肉は、体の「エンジン」。
この筋肉の主成分こそがタンパク質です。
タンパク質が不足すると、体は筋肉を分解してエネルギーを作ろうとします。
つまり、筋肉を守る=代謝を守ること。
筋肉が維持されると、自然とエネルギー消費量も高まり、太りにくい体づくりにつながります。
② 食事誘発性熱産生が高い
少し難しい言葉ですが、「食事誘発性熱産生(DIT)」とは、食事をした後に体が熱を生み出す現象のこと。
なんとタンパク質は、食べるだけで消費エネルギーが増える栄養素なんです。
糖質や脂質と比べて、消費エネルギーが約2〜3倍にもなります。
つまり同じカロリーでも、タンパク質を多めに摂る方が“燃えやすい体”をつくる助けになります。
③ ホルモンバランスを整える
40〜50代女性にとって気になるのが、女性ホルモンの変化。
実はホルモンの材料も、タンパク質。
タンパク質が不足すると、ホルモンバランスが乱れやすくなり、冷えやすさ・疲れやすさ・代謝低下といった不調につながります。
しっかりタンパク質を摂ることは、ホルモンの安定にもつながるんです。
■ タンパク質を上手に摂るコツ
- 朝食に「卵+納豆」など、朝からタンパク質を摂る
- 鶏むね肉・豆腐・魚・ギリシャヨーグルトなど、消化の良い高タンパク食品を選ぶ
- 間食にプロテインやナッツを取り入れる
1日で体重×1.0〜1.2gを目安に摂ると、筋肉を維持しながら代謝を高めやすくなります。
(例:体重50kgなら1日50〜60g)
■ 友達に話したくなる豆知識💡
タンパク質を摂ると体がポカポカするのは、実は「体が燃えている証拠」。
特に冬や冷え性対策にもおすすめなんです。
“冷えにくい=代謝が高い”というのは、まさにこのことなんですね。
■ まとめ
タンパク質は「筋肉の材料」であり、「エネルギーを燃やすスイッチ」。
40〜50代からの代謝アップには欠かせない栄養素です。
食べながら代謝を上げる——それができるのは、タンパク質だけかもしれません。
健康的に美しく年を重ねたい方は、まず“食事の中のタンパク質量”を見直してみてください。
ちょっと意識するだけで、体の変化を感じられるはずです。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
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