脂肪を1キロ落とすって、実はどれくらい大変?

「体重を1キロ落としたい」
そう聞くと、少し食事を控えたり、運動を頑張ればすぐ達成できそうな気がしませんか?
でも実は、脂肪を1キロ減らすというのは、想像以上にエネルギーのいることなのです。この事実を知ると、ダイエットへの見方が少し変わるかもしれません。
脂肪1キロ=約7,200キロカロリー
体脂肪1キロを減らすには、約7,200キロカロリーを消費する必要があると言われています。
例えばこれを日常生活に置き換えると、
・ウォーキング約30分:100〜150kcal
・家事をしっかり行う:100kcal前後
仮に1日200kcal余分に消費できたとしても、
7,200 ÷ 200 = 約36日。
つまり、毎日コツコツ積み重ねて、ようやく脂肪1キロ分という計算になります。
だから「すぐ戻る」のは不思議ではない
短期間で2〜3キロ体重が落ちた経験がある方もいると思います。
ですがその多くは、脂肪ではなく、
・体内の水分
・食事量が減ったことによる内容物
・一時的な筋肉量の減少
といった影響が大きいケースがほとんどです。
脂肪そのものは、そう簡単には減ってくれません。
この仕組みを知ると、「あれ?戻った…」と落ち込む必要がないことにも気づきます。
40〜50代は「脂肪が守られやすい時期」
40〜50代になると、女性ホルモンの変化や筋肉量の低下によって、体は脂肪を溜めやすく、そして守りやすくなります。
これは体が悪いわけでも、意志が弱いわけでもありません。
むしろ、体が必死にバランスを取ろうとしている自然な反応です。
ここで無理な食事制限をすると、脂肪より先に筋肉が減り、
「痩せたけど疲れやすい」
「前より太りやすくなった」
という状態につながりやすくなります。
脂肪を落とす鍵は「消費し続けられる体」
脂肪1キロの数字を知ると、「そんなに頑張れない…」と思うかもしれません。
でも逆に言えば、一気にやる必要はないということでもあります。
・日常でよく動く
・筋肉を減らさないように使う
・少しだけ食事の質を意識する
これらを続けることで、毎日の消費量が少しずつ積み重なっていきます。
脂肪は、頑張った日よりも「普通の日の積み重ね」で減っていくものです。
「知っているだけ」で気持ちが楽になる
脂肪1キロの重みを知っていると、
・体重がすぐ減らなくても焦らない
・昨日食べすぎても引きずらない
・数字より習慣を見る
そんな考え方ができるようになります。
この視点は、実は長く健康的に体と付き合うための大切なヒントでもあります。
「体重が落ちない=失敗」ではない。
脂肪は時間をかけて向き合うものだと知ることが、いちばんの近道なのかもしれません。
奈良市ヤマムラパーソナルジム

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