短期的に体重を落とすほど、実は太りやすくなるって知っていますか?

SNSやテレビで「1週間で−5kg!」などのキャッチコピーを見かけると、つい心惹かれてしまうものです。
ですが40〜50代の女性にとって、“短期間で落とすダイエット”ほどリスクの高いものはありません。
理由はシンプルで、「体が“省エネモード”に切り替わってしまうから」です。
■ 急激に痩せると、体は命を守ろうとする
体重が急落すると、体は“飢餓状態”と判断し、消費エネルギーを下げようとします。
これがいわゆる 基礎代謝の低下。
実は、30代後半から基礎代謝はゆるやかに下がっていきますが、そこに短期ダイエットを重ねると下がり幅が一気に大きくなると言われています。
すると起きるのが、
- 食べていないのに痩せない
- 昔より太りやすくなった
- ダイエット後に急激に体重が戻る(リバウンド)
この3つ。
特にリバウンド時には“脂肪から先に戻る”という特徴があり、筋肉の回復が追いつきません。
つまり体重は同じでも、以前より“脂肪が多く・筋肉が少ない体”になる可能性が高いのです。
(※ここ、友達にそっと伝えたくなるポイントです)
■ 「体重が落ちた=成功」ではない理由
短期的に落ちた体重の多くは、水分や筋肉。
特に筋肉は40〜50代から自然と減少しやすく、そこに短期ダイエットで拍車をかけると「疲れやすい・冷えやすい・痩せにくい」という“トリプル負のスパイラル”に入りやすくなります。
さらに、筋肉が減ると血糖値のコントロールも乱れやすくなるため、
- 食後の眠気
- イライラ
- 甘いもの欲求が強まる
といった、日常の不調にもつながります。
体重の数字だけを追うより、毎日の体調や生活の質に目を向けるほうが、実は健康的で長続きします。
■ 40〜50代の体に合う減量ペースとは?
最も負担が少なく、リバウンドしにくいペースは “1ヶ月に体重の3%以内”。
たとえば60kgの人なら、1ヶ月で落とす目安は 1.8kgまで。
「え、そんなにゆっくり?」と思うかもしれませんが、このぐらいのペースだと
- 筋肉をできるだけ守りながら
- 脂肪を優先的に落として
- 代謝をキープしたまま痩せられる
というメリットが大きいのです。
実際、この数字は栄養学やスポーツ科学でもよく使われる基準。
知っていると、ダイエット情報を見る目がガラッと変わります。
■ 無理なダイエットで最も怖いのは「続かないこと」
短期ダイエットは結果が早い反面、維持する仕組みがありません。
- 食事制限がキツい
- 運動が続けられない
- 体調が不安定になる
続かない方法で痩せようとすると、気持ちがすり減ってしまうこともあります。
大切なのは、体の変化を「育てるように」ゆっくり積み重ねていくことです。
1kg落ちたら「筋肉は守れてるかな?」
疲れやすい日は「睡眠は足りてるかな?」
そんな小さな確認をコツコツ重ねるほうが、長い目で見ると必ずプラスになります。
■ “今日の自分”を大事にするダイエットを
40〜50代の体は変化が起こりやすい時期。
だからこそ、急がず、焦らず、続けられる方法が最強です。
もし誰かにダイエットの相談をされたときは、
「早く痩せるより、太りにくい体をつくるほうが近道だよ」
とそっと伝えてあげてください。
これだけで相手のダイエット観が大きく変わるかもしれません。
奈良市ヤマムラパーソナルジム

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