体はゆっくり変化する ― 1日の体重の増減で一喜一憂しないために

「昨日より1kg増えてる…!」
朝の体重計に乗って、そんな数字を見て気分が落ちたことはありませんか?
でも実は、その“1kgの差”は、脂肪が増えたわけではないことがほとんどなんです。
■ 体重は“生きている数字”
人の体重は、1日の中で1〜2kg前後の変動があるのが普通。
これは、食べたもの・飲んだ水分・汗や尿などの排出量で変わる「水分の出入り」が主な原因です。
つまり、朝より夜の方が重いのは自然なこと。
食べた直後に体重が増えるのは、「増えた」のではなく「まだ出ていないだけ」なんです。
たとえば、コップ1杯(約200ml)の水を飲むと、その瞬間200g体重は増えます。
逆に、寝ている間に汗や呼吸で500〜800mlの水分を失うため、朝は軽くなる。
こうして1日の中で体重が上下しているだけなのに、「太った」と勘違いして落ち込む人がとても多いのです。
■ “脂肪が増える”には時間がかかる
では、本当に脂肪が1kg増えるにはどれくらいのカロリーが必要かご存じですか?
答えはなんと、約7200kcal。
これは、1日で食べきれる量ではありません。
もし前日少し食べすぎたとしても、その分を翌日〜翌々日に調整すれば、体はちゃんとバランスを取ってくれます。
体は、そんなに簡単に変わるものではありません。
むしろ、少しずつ積み重ねたことだけが確実に形になるんです。
これは筋トレでも同じ。1回や2回で体が劇的に変わる人はいませんが、コツコツ続けた人ほど確実に“引き締まったライン”を手に入れています。
■ 「数字」より「流れ」を見る
体重計を見るときは、“昨日と今日”ではなく、“1〜2週間の流れ”で見るのがおすすめです。
グラフアプリなどを使うと、少しずつ下がっていく傾向が見えるはず。
一時的な増減ではなく、ゆるやかな変化の方向性に注目することで、心の安定にもつながります。
また、体重よりも体の感覚を信じてみることも大切。
「前より体が軽い」「朝の目覚めがいい」「むくみが減った」――
これらは数字には表れにくいけれど、確実に変化しているサインです。
■ 友達に話したくなる豆知識
実は「体の変化」は、3週間ごとに段階的に現れると言われています。
1週目は体内の水分バランスが整い、
2〜3週目で代謝や筋肉の使い方が変わり始め、
ようやく4週目以降に見た目の変化が出てくる。
つまり、焦らず4週間は“同じ習慣を続けること”が、変化を感じるためのコツなんです。
このサイクルを知っていると、「1週間頑張ったのに変わらない…」という焦りがぐっと減ります。
体はゆっくりだけど、確実にあなたの味方をしてくれています。
■ 「続けられる人」が最終的に勝つ
ダイエットも筋トレも、急激な変化を求めるとリバウンドしやすくなります。
大切なのは「一気に変えること」ではなく、「続けられる形を作ること」。
週に2〜3回の軽い運動でも、1ヶ月続ければ**合計で10回以上の“自分を変える時間”**を過ごしたことになります。
小さな積み重ねが、後から振り返ると大きな自信になります。
焦らず、体と仲良く付き合いながら、少しずつ変化を感じていきましょう。
体は、あなたが思うよりもちゃんと応えてくれています。
奈良市ヤマムラパーソナルジム

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