【その習慣が原因?巻き肩を防ぐ方法】

1. はじめに:巻き肩ってどんな状態?

ふと鏡を見たとき、「あれ、なんだか肩が前に出てる?」と感じたことはありませんか?

それ、もしかすると「巻き肩」かもしれません。巻き肩とは、肩が前に巻き込むように内側に入り込み、背中が丸くなる姿勢のこと。猫背のように見えるため、見た目の印象も悪くなりがちです。

身体中に血管が張り巡らされており肩が内側に巻き込まれてしまっていると関節が捩れ血行が悪くなります。その結果、肩こり・頭痛・呼吸が浅くなるなど、体調にも悪影響を及ぼすことがあります。

実はこの巻き肩、女性に特に多いと言われています。その理由、気になりませんか?

2. なぜ巻き肩になるの?原因を解説

巻き肩の原因は、ズバリ「日常のクセ」。

特に次のような習慣が、無意識のうちに巻き肩を招いています。

• 長時間のスマホ操作(うつむき姿勢)

• デスクワークでの前のめり姿勢

• ソファーに座っている時間が長い

• YouTubeなどの動画コンテンツを見る機会が増えた

ご覧の通り現代の生活を行っていると巻き肩になる生活を送りやすい生活様式となってしまっています。

そしてもうひとつ。女性は男性に比べて肩や背中まわりの筋力が弱めな傾向があり、そのぶん姿勢を保ちにくく、巻き肩になりやすいのです。

でも安心してください。少しの習慣の変化で、巻き肩は予防&改善できます。

3. 巻き肩を防ぐ!毎日の生活習慣3選

習慣①:スマホの位置を変えるだけ

スマホを見るとき、顔よりも下に構えると自然と首が前に出て巻き肩姿勢になります。

スマホは目線の高さに近づけて見るのがポイント。手元ばかり見ないように気をつけてみましょう。気づいた時にスマホの位置を上げるという意識を持ってください。

習慣②:イス、ソファに座る姿勢を意識

背もたれにダラっともたれる、浅く座るクセはNG。

座るときは骨盤を立てて、椅子に深く腰掛けるだけで、背筋が伸びて肩も自然と開きます。坐骨(骨盤の下の骨)が椅子に当たるように座れていると良い姿勢ということになります。

習慣③:バッグは左右バランスよく使う

いつも右肩、または左肩だけにバッグをかけていませんか?

左右の肩に交互にかけるよう意識するだけで、体のバランスが整い、巻き肩の防止につながります。

4. 巻き肩にならないために今日からできること

姿勢のクセを直すには、ちょっとした運動も効果的です。

おすすめは

「壁を使って胸を開くストレッチ」

写真のような姿勢で肘の位置と肩の位置を揃えて体を捻りましょう。

深呼吸をすることで内側からストレッチされます。

30秒程度行ってみてください。

「肩甲骨を寄せるエクササイズ」

首を長くする意識で肘と肘を近づけましょう。

肩甲骨周りの筋肉を使っている意識があるとさらに効果的です。

生活の動線に入れて歯を磨くときに胸のストレッチをするというようにすると忘れず楽なりますね。

「やらなきゃ…」ではなく「ついでにやる」くらいの感覚で始めてみてくださいね。

5. まとめ:小さな習慣があなたを変える

巻き肩は、筋トレや特別な道具がなくても生活の中の小さな工夫で防げます

• スマホの持ち方

• 座り方

• バッグの持ち方

この3つを意識するだけで、未来の姿勢が変わります。

「最近、姿勢キレイになったね」と言われたら嬉しいですよね。ぜひ、今日から試してみてください!

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この記事を書いた人

奈良で2025年に「ヤマムラパーソナルジム」をオープンしました。
競技スポーツ経験を活かし、一人ひとりの成長を全力でサポートします!

大学時代は順天堂大学の陸上競技部に所属。現在も競技に挑み続けています。
プライベートでは、1児の父になったばかりで子育て奮闘中です!

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