「雨の日にだるいのは気のせいじゃない!“気圧不調”に負けない体をつくる3つの習慣」

■雨の日に体調が悪くなるのはなぜ?
「雨の日になると頭が重い」「肩こりがひどくなる」「なんとなくやる気が出ない」
そんな経験、ありませんか?
実はこれ、**“気象病”**と呼ばれる現象で、気圧の変化に体が反応してしまうことが原因のひとつなんです。
低気圧のときは、体内の圧力バランスが崩れやすく、
自律神経が乱れたり、血流が悪くなったりします。
結果として、
- 頭痛やめまい
- だるさや眠気
- 関節の痛み などが出やすくなります。
特に女性はホルモンバランスの影響も受けやすいため、気圧の変化に敏感な方が多いのです。
■ポイント① 「耳のまわり」をゆるめて、自律神経を整える
気圧の変化を感じ取るセンサーは内耳にあります。
このため、耳の血流を良くするだけで体調がぐっと安定しやすくなるんです。
【簡単セルフケア】
両手の指で耳を軽くつまみ、
①上下にゆっくり5回動かす
②横に5回引っ張る
③軽く回す
これだけで耳まわりの筋肉とリンパがほぐれ、自律神経のバランスが整いやすくなります。
朝起きたときや天気が崩れそうな日は、ぜひ習慣に。
■ポイント② “ふくらはぎ”を動かして「第二の心臓」を活性化
雨の日は気圧だけでなく、活動量の低下も体調不良の原因。
動かないことで血液が下半身に滞り、余計に重だるく感じてしまいます。
ふくらはぎの筋肉を使うと、血液を心臓に押し戻すポンプ作用が働くため、
体全体の巡りが良くなります。
【おすすめエクササイズ】
- 壁に手をつき、かかとを上げ下げする(10〜15回×2セット)
- テレビを見ながらでもOK
このシンプルな動きでも、冷え・むくみ・だるさの改善につながります。
■ポイント③ 深呼吸と軽いストレッチで「副交感神経」を優位に
雨の日は副交感神経が優位になりやすく、体が“お休みモード”に入ります。
そんな時は無理に気合を入れるよりも、ゆるやかに動くことがポイント。
肩を回したり、深呼吸を3回繰り返すだけでもOK。
ストレッチやヨガのようなゆったりした運動が、頭の重さを和らげてくれます。
■まとめ:天気は変えられないけれど、体調は整えられる
雨の日の不調は「体が弱いから」ではなく、自律神経と血流のバランスの問題。
耳まわり・ふくらはぎ・深呼吸、この3つを意識するだけで驚くほどスッキリします。
そして、普段から筋トレやストレッチの習慣を持っている人は、
気圧の変化にも強くなりやすいという研究結果もあります。
筋肉は「天候に左右されない体」をつくる最強の味方です。
雨の日こそ、自分の体と向き合うチャンス。
次に天気が崩れそうな日は、今日ご紹介した“3つの習慣”を試してみてくださいね。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
コメント