応援が心を整える!世界陸上から学ぶ習慣

先日、今年の世界陸上を実際に観戦してきました。会場に一歩足を踏み入れた瞬間から、選手たちの真剣な表情と観客の熱い声援に包まれ、胸の奥がじんわり温かくなるような感覚を覚えました。特に印象的だったのは、応援の力が選手のパフォーマンスを引き上げるだけでなく、応援している私たち自身の心まで整えてくれるという実感でした。
応援が心に与える効果
「応援」と聞くと、誰かを励ます行為を思い浮かべる人が多いでしょう。しかしスポーツ心理学の研究では、応援をする側の心や体にも良い影響があることがわかっています。声を出したり、手を叩いたり、誰かを本気で支えようとする気持ちが、私たちの脳を活性化させ、自律神経を整える働きをしてくれるのです。
実際、応援しているときには呼吸が深くなり、心拍数が自然と安定しやすくなります。これは「やる気スイッチ」を押すのと同じ効果で、落ち込んでいた気分を切り替えたり、心をリフレッシュさせたりする助けになるのです。つまり応援とは、誰かを元気にするだけでなく、自分自身を元気にする一石二鳥の行為だと言えるでしょう。
世界陸上から学ぶアスリートの習慣
世界陸上を観ていて気づいたのは、アスリートたちが必ず「心を整えるルーティン」を持っていることです。スタートラインに立つ前に深呼吸を繰り返す選手、胸に手を当ててリズムを刻む選手、観客の声援をじっと耳に受け止める選手。これらはすべて、自分の心を落ち着け、最高のパフォーマンスを引き出すための習慣です。
この姿を見て、「これは私たちの生活にも応用できる」と強く感じました。例えば、大事なプレゼン前に深呼吸をする、朝起きたときに小さく拍手して自分を応援する。そんな小さな習慣が、気分を前向きにし、1日の流れをスムーズに整えてくれます。
日常に取り入れる応援習慣のコツ
応援は特別なイベントでなくても、日常生活に取り入れることができます。たとえば、家族が仕事に出かけるときに「いってらっしゃい!今日も大丈夫」と声をかけるだけで、相手も自分も気持ちが軽くなります。友人を応援するメッセージを送るのも立派な心のリセット法です。
さらにおすすめなのは「自分自身を応援する」こと。鏡に向かって「今日もよく頑張ってる」と声をかける、寝る前に「おつかれさま」と小さな拍手をする。最初は照れくさいかもしれませんが、不思議と心が落ち着き、やる気がわいてきます。
ここに軽い運動を加えると効果はさらに高まります。深呼吸と一緒に肩を回す、立ち上がって1分間だけふくらはぎを上下に動かす。応援と体の動きを組み合わせれば、心も体も同時に整えることができるのです。
まとめ
世界陸上の観戦を通じて、私は「応援には人の心と体を整える力がある」ということを強く実感しました。応援は選手だけでなく、応援する側も元気にしてくれます。そして、そのエッセンスは私たちの日常生活にも取り入れることができます。
誰かを応援する、自分を応援する、小さな動きを加える――その積み重ねが、40代・50代の女性にとって心と体を前向きにする新しい健康習慣になるのです。今日からできる簡単な一歩を、ぜひ試してみてください。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
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