やる気不要!40代女性の筋トレ習慣化術

1. やる気が出ない日の方が多くてOKな理由
「今日はやる気が出ないから運動はお休み」──こんな日、ありませんか?
実は、やる気が自然に湧く日は誰にとっても少数派。心理学では**「作業興奮」**といって、人は行動を始めてからやる気が出てくるとされています。つまり、やる気が出るのを待つのではなく、「まず動く」ことが先決なんです。
40〜50代女性は、更年期や生活リズムの変化で体調の波が大きくなります。「やる気が出ない自分」を責める必要はまったくありません。むしろ、やる気ゼロの日でも動ける仕組みをつくる方が現実的です。
2. 習慣化のカギは「小さく始める」こと
習慣化を妨げる最大の敵は「ハードルの高さ」です。
例えば「毎日30分ウォーキング」よりも「歯磨き後に壁スクワット10秒」の方が、圧倒的に始めやすく、続けやすい。これは脳が「小さな行動」には抵抗しにくいからです。
1分筋トレの例
- 歯磨き後に壁スクワット10秒
- キッチンでお湯を沸かしている間にかかと上げ15回
- テレビCM中に腕回し20回
「これだけ?」と思うくらいの小さな行動を、まず3日続けてみましょう。
3. 続ける仕組みをつくる心理学テクニック
If-Thenプラン(実行意図)
「もし○○したら、△△する」というルールをあらかじめ決めておく方法です。
例:
- 「朝コーヒーを入れたら肩回し10回」
- 「夕食の後は腹筋3回」
迷いが減り、習慣化がスムーズになります。
ハビットスタッキング(習慣の連結)
すでにある習慣に運動をくっつける方法です。
- 「洗濯物を干したらスクワット5回」
- 「ドライヤーで髪を乾かしながらかかと上げ」
日常動作の延長なので、負担感ゼロで続けられます。
4. モチベーション低迷日のリカバリ法
どんなに順調でも、やる気が全く湧かない日は必ず来ます。そんな日は「最小ルール」を決めておくのがおすすめです。
最小ルールの例
- ストレッチを30秒だけする
- 腕立て伏せを1回だけやる
たとえ1回でも「やった」という事実が次の行動への橋渡しになります。終わったら、自分をしっかり褒める「ごほうび」も用意しましょう。自己肯定感が高まると、次の行動も取りやすくなります。
5. まとめ:やる気に頼らないから続けられる
やる気を待つのではなく、行動がやる気を呼ぶ。
その仕組みを日常に組み込めば、40〜50代女性でも無理なく筋トレを継続できます。1分筋トレと心理学テクニックを組み合わせて、体も心も少しずつ変えていきましょう。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
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