有酸素運動と無酸素運動、違いと選び方

「運動が体にいいのはわかってるけど、何から始めればいいかわからない…」そんな声をよく聞きます。特に30〜40代の女性は、体力の衰えやストレスの増加を感じやすい世代。でもご安心を。実は運動にも“タイプ”があり、自分の目的や体質に合ったものを選べば、無理なく続けられるのです。
本日は「有酸素運動」と「無酸素運動」の違いと、それぞれの上手な取り入れ方についてご紹介します。
有酸素運動ってどんな運動?
有酸素運動とは、酸素を使いながら比較的軽い負荷で長時間行う運動のこと。代表的なものには、ウォーキング、ジョギング、エアロビクス、自転車こぎなどがあります。
このタイプの運動のメリットは、
- 脂肪燃焼効果が高く
- 心肺機能を高め
- ストレスを軽減してくれる
という点。
特に「最近ちょっと疲れやすい…」と感じている方には、無理なく続けやすい有酸素運動から始めるのがおすすめです。
無酸素運動とは?
一方で、無酸素運動とは短時間で強い力を発揮する運動のこと。
筋トレ、短距離走、HIITなどがこれにあたります。
この運動の大きなメリットは、
- 筋肉量が増え、基礎代謝が上がる
- 体のラインが引き締まる
- 成長ホルモンやエンドルフィンの分泌で“気分も上がる”
という点。
「気分が落ち込みやすい」「やる気が出ない」という方に、意外と効果があるのが無酸素運動。筋肉を使うと、脳内で“やる気ホルモン”が分泌され、精神的な安定にもつながるのです。
年齢と目的に合わせて、上手に使い分けよう
30〜40代は、代謝の低下や筋力の衰えを実感し始める年代。また、ホルモンバランスの変化でストレスにも敏感になりがちです。
この時期におすすめなのは、
- 有酸素運動で「疲れにくい体」をつくる
- 無酸素運動で「筋力と代謝」を維持する
という両方をバランスよく取り入れるスタイル。
たとえば、週3回ウォーキングしながら、週に1〜2回の軽い筋トレを加えるだけでも体は大きく変わっていきます。
すぐ始められる!おすすめ運動メニュー
難しく考える必要はありません。
下記のような組み合わせが初心者にはおすすめです。
- 月・木:30分のウォーキング(有酸素)→通勤などを活用できると良いですね
- 火・金:スクワットや腕立てなどの自重筋トレ10分(無酸素)→できれば息が上がるくらいの負荷でやりましょう
どちらも短時間でOK。「やらなきゃ」ではなく「ちょっと体を動かそうかな」くらいの気持ちで十分です。
まとめ|“いいとこ取り”で、軽やかな体と心を手に入れる
運動は、自分の体と心の声を聞きながら選ぶ時代です。
「有酸素」と「無酸素」それぞれに特徴とメリットがあり、どちらかだけで完結するものではありません。無理せず、自分のペースで、心地よく続けられることこそが何よりも大切。
今日からあなたの生活に、少しだけ運動をプラスしてみませんか?
奈良市ヤマムラパーソナルジム
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