夏に痩せると太りやすくなる?真実

夏の終わりに「痩せたかも!」と嬉しくなる瞬間、ありませんか?
でも実はその“夏痩せ”、秋に太りやすくなる体質への第一歩かもしれません。
夏に痩せたのに秋に太るのはなぜ?
夏バテで起きる「筋肉減少」と代謝の関係
夏バテで食欲がなくなり、食事量が減ると、一時的に体重も減ります。でもそれ、脂肪ではなく筋肉が減っている可能性が高いのです。筋肉が落ちると基礎代謝(何もしていなくても消費されるエネルギー)が下がるため、太りやすい体質になってしまいます。
食欲のリバウンドとカロリー過多
涼しくなって食欲が戻る秋。そこで食べる量が増えると、減ってしまった筋肉では十分に消費しきれず、脂肪として蓄積されやすくなります。つまり、「食欲の秋」に備えるには夏の筋肉維持がカギなのです。
代謝が落ちるとどうなる?太りやすい体のメカニズム
筋肉が減ると脂肪が燃えにくくなる
筋肉はエネルギー消費のエンジン。特に下半身の筋肉(大腿四頭筋やハムストリングス)は大きく、ここが減ると消費量がガクッと下がります。夏に活動量が減って、筋肉も減ったままだと、秋以降は脂肪がたまりやすい体に。夏に食べる量が減る(摂取する栄養が減る)プラス運動量が減るというダブルパンチで代謝はガクッと下がります。
基礎代謝の低下が引き起こす体型変化
基礎代謝が下がると、体温が低くなったり、疲れやすくなったり、肌の調子が悪くなったりと、美容面や健康面にも影響が。さらに、**少しの食事でも太りやすくなる「省エネ体質」**になってしまいます。省エネになると基礎代謝が落ちどんどんとったカロリーを使わずに蓄えようという反応につながります。
太りにくい体をつくる夏の過ごし方
夏こそ意識したいタンパク質と運動
たんぱく質をしっかり摂ることで、筋肉の分解を防ぎます。食欲がないときでも、豆腐、ヨーグルト、卵など食べやすいたんぱく質を意識しましょう。また、ウォーキングや軽い筋トレもおすすめです。夏でも30分程度の運動が、代謝維持のカギになります。暑くて運動量が減りがちなので意識して運動時間を確保することが代謝を高めるために大切です。
冷房と冷たい飲食物が代謝を下げる?
エアコンで体を冷やしすぎると、体温を維持しようとする働きが鈍り、代謝が低下します。冷たい飲み物・食べ物ばかりだと内臓も冷えてしまい、消化機能が落ちてさらに代謝が悪化。なるべく常温や温かいものを取り入れるのが夏バテ&夏太り対策になります。
まとめ|夏痩せに隠れた落とし穴とは?
一見ラッキーに思える「夏に痩せた」は、筋肉の減少や代謝低下のサインかもしれません。
「痩せたのに太りやすくなった」と感じる前に、夏から始める代謝キープの習慣が秋冬のスタイルを守るカギになります。
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