夏バテの正体は紫外線⁉疲労の原因に迫る

「夜しっかり寝たはずなのに、朝から体がだるい」
「外に出るだけでグッタリしてしまう」
そんなお悩みを抱えていませんか?
その原因、実は“紫外線”かもしれません。紫外線は日焼けだけでなく、体の中で「疲れ」を引き起こす要因となることがあるのです。
今回は、あまり知られていない“紫外線による疲労”の仕組みと、日常生活でできる対策についてご紹介します。
紫外線が引き起こす“隠れ疲労”とは?
紫外線を浴びると、体内では「活性酸素」が大量に発生します。
この活性酸素は、本来体を守る働きをする一方で、過剰に増えると筋肉や神経細胞を酸化させ、疲労感やだるさの原因になります。
また、紫外線を浴びると、肌だけでなく身体の内側でも“炎症反応”が起こります。この慢性的な炎症が、いわば「見えない炎症疲労」となり、体力が削られるのです。
室内でも油断禁物?気づかぬうちに浴びる紫外線
「今日は外に出てないから大丈夫」と思っていても、実はガラス越しの紫外線にも注意が必要です。
たとえば:
• 車の運転中(サイドガラスやフロントガラス越しに)
• 家で洗濯物を干すとき
• オフィスの窓際で作業しているとき
こうした日常のなかで、無意識に紫外線を浴び続けていると、知らず知らずのうちに疲労が蓄積していきます。
紫外線疲労を感じやすいタイプの特徴
30〜40代の女性は、紫外線疲労を感じやすい傾向にあります。以下に当てはまる方は、要注意です:
• 日中に屋外での活動が多い
• 運動不足で筋力が低下している
• 睡眠時間が短い
• 水分補給が不十分
• 紫外線対策(日焼け止めや帽子など)を怠りがち
これらの要素が重なると、紫外線による疲労感がより強く出やすくなります。
今日から始める!紫外線疲労を防ぐ3つの習慣
では、紫外線による疲労を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?ポイントは「ちょっとした習慣の見直し」です。
①朝夕の軽い運動やストレッチ
血流を良くし、自律神経を整えることで、疲れにくい体を作ります。
②こまめな水分&ビタミン補給
体内の水分量が減ると、紫外線ダメージを受けやすくなります。水分と一緒にビタミンCやEも摂取しましょう。
③UV対策を“夏だけ”にしない
外出時には日焼け止め、サングラス、帽子を活用。曇りの日や冬でも紫外線は届いています。個人的には目からの紫外線が危険なのでサングラスは大切です!
こうした工夫を毎日の生活に取り入れるだけで、「なんとなく疲れる」がグッと改善されるかもしれません。
まとめ:夏の疲れは「日差し疲れ」だった?ちょっとの工夫で元気に!
紫外線は、見えない疲労を生む“サイレントストレス”ともいえる存在です。
しっかりと対策をすることで、日中の元気や活動量に大きな差が出てきます。
「今年の夏は、紫外線疲れに負けない体づくりをしよう」
そんな気づきになればうれしいです。
奈良市ヤマムラパーソナルジムでは、日常生活に役立つ運動習慣やコンディショニングのアドバイスも行っています。
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