忙しくても「運動」を後回しにしないコツ

〜優先順位を上げるだけで体も心も軽くなる〜
気づけば今日も「やらなきゃ」と思いつつ、運動は後回しに…。
そんな自分にモヤっとしたこと、ありませんか?
実は、運動が続かない理由の多くは「やる気不足」ではなく、“優先順位の低さ”にあります。
■なぜ運動は後回しになりやすいのか?
人は「すぐに結果が出ないもの」を後回しにする傾向があります。
家事や仕事は「今やらないと困る」けれど、運動は「やらなくてもすぐには困らない」。
この“先延ばしの心理”が、運動を遠ざけている最大の要因です。
でも実は、運動を日常に組み込んでいる人ほど「行動の優先順位の決め方」がうまいのです。
■優先順位を上げる3つの行動
① 「時間」ではなく「タイミング」を決める
「夜に運動しよう」と決めても、夜になると疲れてやる気が出ない…そんな経験ありませんか?
おすすめは「朝、歯を磨いた後にストレッチ」「昼食後に5分だけ歩く」など、“行動にくっつける”こと。
脳は「習慣化された行動の後に何かをする」と覚えやすい性質があり、これを**“If-Thenプランニング”**と呼びます。
「○○したら運動する」という小さなルールを作ることで、自然と優先順位が上がります。
② “未来の自分”を想像する
ハーバード大学の研究によると、「未来の自分をリアルに想像できる人」ほど健康的な行動を取りやすい傾向があります。
つまり「今の行動が未来の自分にどうつながるか」をイメージすることが鍵。
たとえば「半年後、階段を軽々と上がる自分」や「旅行で疲れにくくなる自分」を想像すると、脳はそのゴールを現実に近づけようとします。
友達との会話でも「最近、半年後の自分をイメージして生活してる」なんて言えたらちょっとカッコいいですよね。
③ “体を動かすこと”を「自己投資」と考える
多くの方が「時間がもったいない」と感じて運動を後回しにしますが、実は逆。
運動をすると、集中力・記憶力・判断力が高まり、仕事効率が平均20%上がるとも言われています。
つまり「運動=時間の浪費」ではなく、「運動=時間の質を上げる行為」なのです。
「体を動かすことは、自分の人生の生産性を上げる投資」と思えるようになると、優先順位は自然に上がっていきます。
■まとめ:小さな優先順位の変化が、大きな変化を生む
運動の優先順位を上げるには、
- 習慣に結びつける
- 未来の自分を思い描く
- 自己投資と捉える
この3つがポイント。
ほんの少し考え方を変えるだけで、続ける力が自然に湧いてきます。
「時間がない」ではなく「自分を大事にする時間をつくる」。
その意識の変化が、健康も気分も大きく変えてくれるはずです。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
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