タンパク質が足りないと、体が不調になるって知っていましたか?

タンパク質不足がさまざまな不調を引き起こす
40代・50代になると、「疲れやすくなった」「体型が崩れてきた」「風邪をひきやすくなった」など、体のちょっとした変化を感じやすくなります。実はその原因のひとつが、タンパク質不足なんです。
タンパク質は「体をつくる土台」
タンパク質は筋肉・臓器・皮膚・髪の毛・ホルモン・免疫細胞まで、体をつくるあらゆる材料です。ところが年齢とともに筋肉量は減少し、40代以降は放っておくと毎年1%ずつ筋肉が減ると言われています。
「運動していないから筋肉はいらない」と思うかもしれませんが、筋肉は動くだけでなく、代謝や体温調整の要。筋肉が減ると基礎代謝が下がり、太りやすく・疲れやすく・冷えやすい体になってしまうのです。
免疫力や回復力にも直結
タンパク質は免疫細胞や酵素の材料でもあります。不足すると体が修復されにくくなり、風邪をひきやすい・傷が治りにくい・肌や髪がパサつくなどの不調も出やすくなります。
つまり、タンパク質をしっかり摂ることは「若々しく健康に過ごすための一番の秘訣」なんです。
どれくらい摂ればいいの?
目安は 体重1kgあたり1gのタンパク質。たとえば体重55kgなら、1日に約55gが理想です。
具体的には:
- 鶏むね肉100g → 約22g
- 納豆1パック → 約8g
- 卵1個 → 約6g
- ギリシャヨーグルト100g → 約10g
こうして組み合わせると、意外と達成しやすい量です。
豆知識
タンパク質は「ただ摂ればいい」わけではなく、分けて摂ることがポイント。体は一度に大量のタンパク質を利用できないため、1日3食+間食でバランスよく取り入れることが、効率のよい健康習慣につながります。
さらに、タンパク質は摂取後3時間ほどでアミノ酸として血中に回り、体の修復を助けます。だから「夜にタンパク質を摂ると、寝ている間に体の修復が進む」というのも覚えておくとドヤれるポイントです。
まとめ
40代・50代の健康を守るカギは、タンパク質をしっかり・こまめに摂ること。筋肉量をキープするだけでなく、免疫力・代謝・美容面までもサポートしてくれます。
「疲れやすいのは年齢のせい」と思い込む前に、まずはタンパク質を見直してみましょう。毎日のちょっとした積み重ねが、未来の健康を守ってくれます。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
コメント