小腹を味方に!血糖値と筋力を守る間食法

「小腹が空いた時にお菓子をつまむのは太る原因」――そう思って我慢していませんか?
実は、間食はやり方次第で“太る原因”ではなく、“健康と筋力の味方”になります。特に40〜50代女性にとっては、間食の工夫が一日の調子を大きく左右するポイントになるのです。
なぜ40〜50代女性に間食が大事なのか
この世代はホルモンバランスの変化もあり、血糖値の上下が乱れやすい時期。食事と食事の間が長くなると血糖値が急降下し、強い空腹感に襲われます。その結果「夕食をドカ食いしてしまう」ことも。
間食をうまく取り入れることで、血糖値の乱高下を防ぎ、食事全体のコントロールがしやすくなるのです。
筋力維持と間食の意外な関係
知っていたらちょっとドヤれるポイントですが、実は「長時間の空腹」は筋肉の分解を進めてしまいます。体はエネルギー不足を補うために筋肉を分解して糖を作り出すからです。
つまり適度な間食は、筋肉にとってのガソリン補給。特にトレーニングをしていない日でも、筋力の維持には大切な役割を果たしてくれます。
おすすめ間食ベスト5
それでは、40〜50代女性にぴったりの間食をご紹介します。
- ナッツ類 良質な脂質とたんぱく質が豊富。食物繊維も含まれていて腹持ちがよいので、仕事や家事の合間に数粒つまむだけで満足感が得られます。
- ゆで卵 たんぱく質の王様。1個で約6〜7gのたんぱく質がとれ、ビタミンやミネラルも豊富です。塩を少しふるだけで立派な間食に。
- チーズ カルシウムとたんぱく質が同時にとれる優秀食材。個包装タイプなら持ち運びも簡単で、外出先でも便利。
- 高カカオチョコ カカオ70%以上のチョコはポリフェノールによる抗酸化作用が期待できます。甘いものが欲しいときに2〜3片を楽しむのがおすすめ。
- プロテインドリンク 忙しくて食べる時間がないときの強い味方。トレーニング後や間食として活用すると効率よく筋肉の材料を補給できます。
避けたい間食の落とし穴
一方で、菓子パンやスナック菓子、砂糖入りのジュースは血糖値を急上昇させ、その後の急降下でさらに強い空腹感を招きます。結果的に「もっと食べたくなる」悪循環に。
「空腹しのぎにとりあえず…」ではなく、選ぶ意識が大切です。
生活に取り入れるコツ
・ナッツを小袋に分けてデスクに常備
・「15時は間食タイム」とリズムを決める
・甘いものが欲しい日は“高カカオチョコの日”にする
このように“ルール化”しておくと、無意識にお菓子へ手が伸びるのを防げます。
まとめ
間食は太る原因ではなく、選び方次第で「血糖値安定」「筋肉維持」「疲労防止」の頼れる味方になります。小腹を我慢せず、賢く付き合うことが健康とキレイを守るコツです。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
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