続けられる体はリバウンドしない

「何度もダイエットに挑戦したのに、結局また戻ってしまう…」そんな経験はありませんか?40代以降の女性にとって、体型の維持は年々難しくなるもの。でも、それには理由があります。そして、その対策は“続けられる体”を作ることなのです。
リバウンドの正体とは?
リバウンドとは、減った体重が元に戻る、もしくはそれ以上になること。なぜそんなことが起こるのでしょうか?
理由のひとつは、体が「今の状態を維持しよう」とする“ホメオスタシス(恒常性)”という仕組み。急激に食事を減らしたり、無理な運動をしたりすると、体は「飢餓状態」と判断し、エネルギーを溜めこもうとします。そして飢餓状態は脂肪も減っていきますが筋肉も減ってしまうのです。
つまり、無理なダイエットほどリバウンドしやすいのです。
年齢とともに変わる「痩せにくさ」の正体
40代を超えると「若いころよりも痩せにくい」と感じる人が増えます。これは自然なこと。年齢とともに筋肉量が減り、基礎代謝が落ちるからです。
さらに、ホルモンバランスの変化も影響し、体は「脂肪を蓄えやすく、燃焼しにくい」状態になりがちです。
この年代では、ただ痩せることよりも「筋肉を減らさず、基礎代謝を維持する」ことに意識を向ける方が賢明です。
「続けられる習慣」がカギ
リバウンドを防ぐには、一時的な努力より“習慣化”が重要です。
例えば、極端な糖質制限ではなく、1日の中で「おやつを果物にする」「夕食のごはんを半分にする」といった“ちょい足し・ちょい減らし”の工夫を。
また、毎日10分でも体を動かすことで、運動習慣の定着にもつながります。
特別なことをする必要はありません。大切なのは“ムリなく続ける”ことです。
筋トレがもたらす“続ける力”
筋トレは、リバウンド予防において強力な味方です。
なぜなら、筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、「太りにくい体」になるから。
また、筋トレによって体力がつくと、生活の質も上がり、「動くことが苦じゃない体」になります。
さらに、筋トレを習慣にすることで、脳内ホルモン(セロトニンやドーパミン)が分泌され、ストレス耐性もアップ。
「心が折れない体づくり」には、筋トレが効果的なのです。
今日から始める“リバウンドしない体”の一歩
まずは、できることから始めましょう。
たとえば、
- 朝起きたらストレッチで体を目覚めさせる
- 歯みがき中にスクワットを10回する
- 夜は湯船に浸かって体をほぐす
- 睡眠時間を30分だけ長くする
小さな一歩でも、それが“続けられる体”の土台になります。焦らず、コツコツと自分のペースで。リバウンドしない未来は、日々の積み重ねから作られていきます。
「続けられる体は、あなたを裏切らない」
その信頼が、これからの人生を軽やかにします。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
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