天気に左右されない体は筋肉で作る

「なんだか最近、雨が降る前に頭が重い」「季節の変わり目になると体調を崩しやすい」。そんなお悩み、ありませんか?

実はその原因の多くが、気圧の変化による自律神経の乱れによるものです。そしてこの不調、意外な方法で和らげることができるのです。そのカギが……筋肉なのです。

気圧の変化が体に与える影響とは?

天気が崩れる前や気温の急変など、気圧の変化によって自律神経が敏感に反応します。交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、体温調節がうまくいかなくなったり、血流が悪化して、めまい・頭痛・だるさ・気分の落ち込みなどが現れることもあります。

とくに30〜40代の女性は、ホルモンバランスの変化も重なり、自律神経が揺らぎやすい時期。体調が天気に左右されやすくなるのもこの年代ならではの特徴なのです。

なぜ「筋肉」が天気不調に効くのか?

「天気と筋肉?関係あるの?」と思う方も多いかもしれません。でも実は大アリなんです。

筋肉には、単に体を動かすだけでなく、姿勢を安定させ、血流を促し、体の緊張をやわらげる役割があります。つまり、筋肉がしっかりしていることで、外的なストレス(気圧の変化など)を受け流す“クッション”になってくれるのです。

さらに筋トレを行うと、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が促され、自律神経のバランスが整いやすくなります。これは、精神的ストレスへの抵抗力を高めることにもつながります。

筋トレで天気に強い体をつくる方法

「でも、筋トレってきつそう…」と感じる方にこそ試してほしいのが、軽めの自重トレーニングです。

たとえば、

  • 壁に手をついて行う軽いスクワット
  • イスに座って立つ「椅子スクワット」
  • 寝転んで行う「ヒップリフト」

こういった簡単な動きでも、体幹と下半身の血流を促進し、自律神経の安定に役立ちます。週に2回、5〜10分からでも十分。まずは「なんとなく調子がいい日が増えてきた」ことを感じてみてください。

不調に振り回されない毎日へ

天気や季節の変化に体調が左右されるのは、誰にでも起こりうること。でも、「変化に強い体」は筋肉という土台から作ることができます。

筋トレは見た目を整えるだけでなく、自律神経を支え、心と体を安定させる習慣でもあります。

小さな一歩からでも構いません。「最近、雨が怖くなくなったかも」そんな変化を感じられたら、もうそれは“強い体”への第一歩です。


奈良市ヤマムラパーソナルジム

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この記事を書いた人

奈良で2025年に「ヤマムラパーソナルジム」をオープンしました。
競技スポーツ経験を活かし、一人ひとりの成長を全力でサポートします!

大学時代は順天堂大学の陸上競技部に所属。現在も競技に挑み続けています。
プライベートでは、1児の父になったばかりで子育て奮闘中です!

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