ストレスに弱くなるのは体力のせい?筋トレで心も整う理由

「昔よりイライラしやすい?」それ、年齢と体力のせいかもしれません。
30代・40代になって、「些細なことで落ち込みやすくなった」「イライラしやすい」「疲れが抜けず、気分もどんよりする」…そんな実感はありませんか?
それ、気の持ちようではなく「体の変化」が関係しているのです。
じつは、年齢を重ねるにつれて、ストレスに対する耐性は下がりやすくなります。
でもご安心を。
そんな変化にも「筋トレ」が、じわじわ効いてくれるのです。
年齢とともにストレスに弱くなるのはなぜ?
●ホルモンバランスの変化がメンタルに影響
40代ごろから、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が徐々に減ってきます。
このホルモンは、気分の安定や自律神経のバランスに関係しており、不足するとイライラ・不安感・倦怠感などが出やすくなります。
●自律神経の乱れでイライラしやすくなる
加齢やストレスにより、自律神経の「交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)」のバランスが崩れがちになります。
緊張状態が長く続くと、ささいなことで怒ったり涙が出たりと、感情の波が激しくなってしまうことも。
●体力低下が“心の耐性”を弱くする
年齢とともに基礎体力や筋力も落ちやすく、疲れやすくなります。
すると「なんだか気力が湧かない」「すぐにくじけてしまう」といった“心のスタミナ切れ”状態に。
実は、体と心は想像以上に連動しているのです。
筋トレで体力がつくと、心も元気になる理由
●筋トレで「幸せホルモン」が増える
運動をすると、脳内で「セロトニン」「ドーパミン」「エンドルフィン」といった神経伝達物質が分泌されます。
これらは「幸せホルモン」とも呼ばれ、気分を安定させ、ストレスを和らげる働きがあります。
つまり、体を動かすことで心のバランスも整いやすくなるのです。
●疲れにくくなると、気分も前向きに
筋トレで筋力や持久力がついてくると、日常の「ちょっとした疲れ」が気にならなくなってきます。
カラダに余裕ができると、心にも余裕が生まれやすくなります。
「今日はもうクタクタ…」が減ると、イライラの原因も減りますよね。
●自己肯定感が上がる小さな成功体験
筋トレは、少しずつ重さや回数が増えていく“自分にしかわからない進歩”の連続です。
「続けられている自分、ちょっといいかも」と感じるこの小さな成功体験が、自信やポジティブ思考に繋がっていくのです。
今日からできる「心に効く筋トレ」習慣
●1日5分のスクワットで“心拍”と“幸福感”UP
まずは1日5分だけ、スクワットなどの全身を使う動きから始めてみましょう。
筋トレは短時間でも心拍数が上がることで、脳が「今、活動中だ!」と活性化し、メンタルにも良い刺激を与えてくれます。
●運動が続かない人は“週2回”からでOK
最初から完璧を目指す必要はありません。
「週2回・1日10分」など、あえてゆるく設定することで継続しやすくなります。
続けるうちに、自然と体も心も変化していくことに気づくはずです。
●食事や睡眠もストレスに強くなる鍵
筋トレと合わせて、ビタミンやミネラルを意識した食事、しっかり眠る習慣も心の安定には大切です。
カラダ全体を整えることが、ストレスに強くなる近道です。
まとめ
- 年齢とともにストレスに弱くなるのは自然な変化
- でも、筋トレによって体力がつけば、心も安定してくる
- 心の調子が良くなると、毎日がもっと軽やかになる
疲れやすい、気分が落ちやすい…そんなあなたにこそ、今日からの小さな筋トレ習慣をおすすめします。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
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