筋トレ、始める前が勝負です。

「筋トレを始めたけど目的の筋肉が使えている気がしない…」
「こんなにやっているのにあまり効果が感じられない」
こんな声、実はとても多いんです。
その原因の一つが、**「始める前の体の準備不足」**にあるかもしれません。
筋トレというと、重いものを持ち上げたり回数をこなすイメージが先行しがちですが、実は“始める前”の過ごし方や体の状態が、後の成果に大きく影響します。パーソナルトレーニングを担当させていただいている経験上、体幹などの安定させてほしい部分と股関節のような動いてほしい関節があります。しかし体の偏りがあると動くべきで無いところが動く、動いてほしいところが上手く動かないということが起こります。
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「効果が出ない」のは体が準備できていないから
30〜40代女性の多くが、「運動不足」や「体の硬さ」を感じていながら、
いきなり筋トレを始めてしまいがちです。
しかし、私たちの体は日常生活で使っていない筋肉や動きにくい関節がたくさんあります。
いきなりそこに負荷をかけても、脳から筋肉への“指令”がうまく伝わらず、効果が出にくいのです。
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「神経の通り道」と「筋膜の癒着」
筋肉は、脳からの電気信号(神経)によって動きます。
でも、長年使っていない筋肉はこの神経回路が“さびついて”いるような状態。
さらに、筋膜が癒着していると、動きにくくなるだけでなく、別の部位に負担がかかってしまいます。
「頑張ってるのに違うところが痛い…」
「筋トレしてるのに姿勢が崩れてしまう…」
これらは、“体が整っていないまま動いている”サインです。
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筋トレ前に整えたい!3つの準備ポイント
では、どんな準備が必要なのでしょうか?
ポイントは以下の3つです。
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① 筋膜リリースで癒着をほぐす
フォームローラーなどを使って、筋肉と筋膜の癒着を解消。
これにより動きのスムーズさが格段にアップします。
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② 可動域を広げるストレッチ
体が硬いと、筋肉が正しく使われません。
静的ストレッチよりも、関節を動かすダイナミックストレッチが効果的です。
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③ 神経系を目覚めさせる軽い動き
トレーニングを行う前に鍛える目的の筋肉を触りながら伸び縮みを感じるというのは非常に効果的だと思います。例:ベンチプレスの前に胸の筋肉に触れて伸び縮みを感じる
なんとなく効きが悪いという筋肉に触れて伸び縮みを感じましょう。
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整えた体こそ“変化が見える体”になる
筋トレは、ただ回数を重ねれば効果が出るものではありません。
“正しく動ける体”でこそ、はじめて成果に繋がります。
そして何より、準備をきちんと行うことで、ケガのリスクも減り、継続しやすくなるんです。
だからこそ、トレーニング初心者の方には、最初の段階で正しい準備の仕方を知っておくことが本当に大切です。
トレーニングは始めたすぐが一番難しい。
体は変えられます。
より効果的に安全に行うために事前準備は欠かせません。
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整えるところから始める筋トレで、あなたも「変化を楽しむ体」になってみませんか?
奈良市ヤマムラパーソナルジムでは、あなたの体に合った最適な準備方法から丁寧にサポートしています。
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