筋トレは一番最初が難しいという話

「筋トレを始めてみたけど、全然うまくできない…」
「フォーム通りにやってるはずなのに、どこにも効いてる感じがしない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、筋トレを始めたばかりの“最初の段階”が、最も難しいんです。
そしてこの時期は、体を痛めるリスクも高く、自己流で続けると逆効果になることも。
でもご安心を。
それはあなたの「センスがない」からではありません。
体がまだ“準備中”なだけなのです。
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最初が一番難しいのは“体の構造”のせいだった?
筋トレ初心者がつまずきやすい理由の一つに、神経伝達がまだ発達していないという点があります。
簡単にいうと、「筋肉を動かす電気信号が、まだうまく届いていない状態」です。
たとえばスクワット一つ取っても、本来はお尻や太ももを主に使うべき動作ですが、最初はその感覚がつかめず、腰や膝に頼ってしまいがちです。
さらに、長年運動をしてこなかった方の体は、**筋膜や関節周りが“癒着”**していて、本来動くはずの可動域がロックされていることも珍しくありません。
この状態で無理に動かすと、体を痛めるリスクが高くなります…。
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自己流だと体を痛めやすい理由
動画やSNSを見て、なんとなく真似して始めてみる——。
これは“行動力”としては素晴らしいことですが、フォームを間違えると使いたい筋肉に効かないまま、他の部位に負担が集中してしまうんです。
「全然効いてないな…」と感じたまま頑張ると、
首や腰、膝などをかばって動かしてしまい、逆に不調の原因になることも。
体の動かし方と筋肉や周辺組織の状態などさまざまな要因が正しいフォームでトレーニングすることを困難にします。
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プロに任せると「動き出せる体」になっていく
そんなときこそおすすめなのが、最初の段階からプロに任せること。
パーソナルトレーナーは、あなたの体の癖や可動域を見極めながら、正しいフォームと感覚を少しずつ体に染み込ませてくれます。
無理なく、だけど効果的に。
私はトレーニングを始める最初が一番難しいと考えています。
理由は筋肉を使わないと感覚が分かりづらくなる、癒着が起こり動かしずらい、電気信号どうりに筋肉が動いてくれないからです。
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効率よく変わるために知っておきたい「栄養の工夫」
もう一つ大切なのが「回復」です。
トレーニング後は、筋肉にしっかり栄養を届けないと、疲れが溜まるばかりで体が変わっていきません。
多くの人が「タンパク質だけ摂ればいい」と思いがちですが、
実は糖質も一緒に摂ることで、インスリンの働きが活性化し、栄養の吸収がスムーズになるんです。
プロテインだけでなく、バナナやおにぎりなどを組み合わせるのもおすすめです。
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まとめ|最初の壁を越えれば、続けることが楽になる
筋トレを始めたばかりの時期は、思うように筋肉が使える感覚が無い場合があり(特に背中など)、変化も感じにくくて不安になります。
でも、それは“あなたのやる気”ではなく、“体の準備”が原因。
最初のこの時期にこそ、正しい動きと回復の知識を身につけておくことで、ケガを防ぎ、効率よく成果を出せるようになります。
これから筋トレを始める方、そして始めたけど迷子になっている方は、
ぜひ最初の一歩を「正しく導いてくれる」人と一緒に踏み出してみてください。
奈良市ヤマムラパーソナルジムでは、あなたの最初の一歩を丁寧にサポートしています。
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