筋トレで食べても太りにくい体に!

筋トレで「太らない体質」が手に入るって本当?

「年々、ちょっと食べただけで太りやすくなった…」そんなふうに感じる30〜40代女性の方、多いのではないでしょうか。実は、筋トレは単に「痩せる」だけでなく、「太りにくい体質をつくる」ための、最強の習慣です。

その秘密は「筋肉の働き」と「ホルモン」にあります。今回は、筋トレによって体がどう変わるのか、わかりやすくご紹介します。


筋肉はブドウ糖の“受け皿”になる

食事をすると血糖値が上がります。すると、すい臓から「インスリン」というホルモンが出て、ブドウ糖を筋肉や脂肪細胞に届けようとします。

ここで重要なのが、**筋肉はインスリンの効きが良い(=感受性が高い)**ということ。つまり、筋肉がしっかりある人ほど、ブドウ糖が脂肪細胞に運ばれる前に筋肉が吸収してくれるため、糖が脂肪として溜まりにくくなるのです。

逆に筋肉が少ないと、行き場を失った糖は脂肪細胞に運ばれ、体脂肪として蓄積されやすくなります。


筋トレで基礎代謝アップ、消費しやすい体に

筋トレによって筋肉量が増えると、基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー量)もアップします。筋肉1kgあたり約13〜50kcalが1日に消費されるため、筋肉が多ければ「座っていても消費」される体になるのです。

これにより、毎日のちょっとした間食や外食の“誤差”が太りにくくなるというメリットも。


成長ホルモンとインスリンのW効果で脂肪をブロック

筋トレをすると、「成長ホルモン」が分泌されます。これは子どもだけでなく大人にとっても大切で、脂肪分解や細胞の修復を促進する働きがあります。

さらに、筋トレによってインスリンの感受性もアップします。これにより血糖値のコントロールがしやすくなり、糖が脂肪に変わるリスクも減少。まさに太りにくさの土台ができあがるのです。


筋トレ初心者は「大きな筋肉」から動かそう

とはいえ、「ジムに行かないと無理…」と思う方も多いかもしれません。実際には、自宅でできるスクワットや腕立て伏せだけでも十分効果があります。

ポイントは、下半身や背中などの大きな筋肉を動かすこと。これにより、成長ホルモンや代謝アップの効果を効率よく得られます。

週2〜3回、10〜15分程度でも継続できれば、体はしっかり応えてくれますよ。


まとめ:筋トレで「太らない仕組み」を育てよう

ダイエットといえば食事制限ばかり注目されがちですが、**本当に変えるべきは「太らない仕組み」**です。筋トレは、年齢に負けずに自分の体を守るための習慣。

頑張りすぎなくてOK。少しずつ筋肉を育てて、「好きなものを我慢しないで食べられる体質」を目指しましょう!


奈良市ヤマムラパーソナルジム

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この記事を書いた人

奈良で2025年に「ヤマムラパーソナルジム」をオープンしました。
競技スポーツ経験を活かし、一人ひとりの成長を全力でサポートします!

大学時代は順天堂大学の陸上競技部に所属。現在も競技に挑み続けています。
プライベートでは、1児の父になったばかりで子育て奮闘中です!

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