冷房も関係?夏の足つり対策ガイド

夏の夜中、突然ふくらはぎがつって飛び起きた…という経験、ありませんか?

この「こむら返り(腓返り)」は、寒い冬よりも意外と夏に起こりやすいのです。今回は、夏特有の腓返りの原因と、今日からできる予防法についてご紹介します。

夏に多い「こむら返り(腓返り)」の原因とは?

脱水だけじゃない!冷房による冷えも影響

夏場に足がつりやすくなる一番の要因は、「体内の水分・ミネラルの不足」。汗をかいて水分が失われるだけでなく、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなど筋肉の収縮に関係するミネラルも同時に失われてしまいます。

また、冷房による「冷え」も見逃せません。クーラーの効いた部屋で足元が冷えると、血流が悪くなり、筋肉がこわばりやすくなります。特に寝ている間は体温が下がるため、冷房を強くかけすぎると腓返りが起きやすくなるのです。

ミネラル不足と筋肉の過緊張

筋肉は、神経からの信号を受けて伸び縮みしていますが、水分やミネラルが不足するとその伝達がうまくいかず、筋肉が緊張しっぱなしの状態になります。これが“つる”という現象です。特に夜間や朝方、体がリラックスしている時に起こりやすくなります。

腓返りを防ぐ3つの予防習慣

① 水分とミネラルを意識して補給する

「のどが渇いた」と感じる前に、こまめな水分補給を心がけましょう。汗で失われやすいミネラル(特にマグネシウム)は、バナナ・アーモンド・海藻類などから摂取できます。スポーツドリンクなども補助的に活用すると良いですね。

② 足を冷やしすぎない寝室環境の工夫

寝る前にタイマーで冷房を切る、風向きを天井に向ける、レッグウォーマーを使うなど、足元が冷えすぎないよう工夫してみましょう。快適な睡眠環境と、体を冷やしすぎないバランスが大切です。

③ ストレッチ&軽い運動で筋肉の柔軟性を高める

寝る前に軽くストレッチを行うことで、筋肉の緊張を和らげ、血行も促進されます。特にふくらはぎを伸ばすストレッチは、腓返りの予防に効果的です。

実際に試したい!おうちでできる対策

おすすめの就寝前ストレッチ

1. タオルストレッチ(ふくらはぎ)

 仰向けに寝て、片足のつま先にタオルをかけ、ひっぱりながら足を上に伸ばす。左右30秒ずつ。

2. カーフレイズ

 立った状態でかかとをゆっくり上げ下げ。ふくらはぎの血流が良くなります。20回を2セットが目安。

日常生活に取り入れやすい筋トレ例

ウォーキングや階段の昇降など、脚の筋肉を日常的に使うことで血行も促進され、つりにくい体づくりにつながります。運動が苦手な方は、まずは“ながら運動”からでもOKです。

まとめ|「冷え」と「水分」に気をつけて快適な夏を

腓返りは体からのSOSサイン。夏は冷えと脱水に注意し、日々のちょっとした習慣で予防することが可能です。

冷房の使い方や水分・ミネラル補給、就寝前のストレッチなど、できることから取り入れてみてくださいね。

奈良市ヤマムラパーソナルジムでは、筋力アップや柔軟性向上をサポートするメニューもご提案しています。

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この記事を書いた人

奈良で2025年に「ヤマムラパーソナルジム」をオープンしました。
競技スポーツ経験を活かし、一人ひとりの成長を全力でサポートします!

大学時代は順天堂大学の陸上競技部に所属。現在も競技に挑み続けています。
プライベートでは、1児の父になったばかりで子育て奮闘中です!

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