快眠のカギはエアコン23度設定!

「夏でも疲れが取れない…」その原因はエアコンの温度かも?
暑い夜が続く夏、朝起きても「なんだかだるい」「疲れが抜けない」と感じることはありませんか?
その理由、実は“エアコンの温度設定”にあるかもしれません。
人の体は、深部体温(体の内側の温度)を下げることで眠気を促し、脳や身体を休めようとします。
つまり、就寝時の室温は、質の高い眠りと回復にとって非常に重要な要素なのです。
なぜ「23度」がベストなの?
医学的にも生理学的にも、**脳が最も効率よく疲労回復できる室温が「23度前後」**だと言われています。
涼しすぎると感じる方もいるかもしれませんが、これは「脳をしっかり冷やす」ための環境です。
現代人はストレスや情報過多によって、日常的に脳がフル稼働状態。
この脳の熱を適度に放出し、クールダウンできるのが「23度」という温度。まさに“クーリングスリープ”とも呼ばれるような状態です。
寝るとき寒くない?体は「布団」で調整を
ここでよくある疑問が「23度はちょっと寒くない?」というもの。
はい、その通りです。
実は“寒い”と感じるくらいがちょうどいいのです。
というのも、体は“布団”で温め、脳だけを冷やすというバランスが理想的。
冷たい室内で体全体が冷えてしまうと逆効果なので、「涼しい部屋+しっかり布団」の組み合わせがベスト。
たとえるなら「夏の夜の避暑地のログハウスで毛布にくるまって眠る」ような状態。
静かで涼しい室温の中、温かさを確保することで安心感と眠りの深さが増すのです。
エアコン設定時のちょっとした工夫
23度設定で快眠を得るためのちょっとした工夫もご紹介します。
- 風が直接当たらないようにする →冷風が体に当たると、眠りが浅くなる原因に。風向きを天井に向けたり、サーキュレーターで空気を循環させましょう。
- 除湿モード(ドライ)と併用する →湿度も快眠には重要。湿度50〜60%を目指しましょう。
- 寝始めの2〜3時間だけ設定タイマーを使うのもOK →途中で寒くなる人は、入眠直後だけ23度にしてその後自動で切れる設定もおすすめです。
睡眠の質が変わると、日中の自分も変わる
よく眠れた日の朝は、なんだか肌ツヤもよく、朝の動きも軽いもの。
快眠によって日中の集中力・代謝・判断力もすべてレベルアップします。
これは筋トレやダイエットにも影響大。
しっかり眠れることで成長ホルモンの分泌が活性化され、筋肉の修復や脂肪燃焼もスムーズになるのです。
まとめ:まずは今夜、23度にしてみよう
睡眠の環境は「整えるだけ」で驚くほど効果を発揮します。
今夜から、エアコンの設定を見直してみませんか?
脳を冷やし、体を温める。
そのバランスが「あなたの健康」も「キレイ」も支えてくれるのです。
奈良市ヤマムラパーソナルジム
コメント