筋トレ中は糖質を恐れない!体が引き締まる科学

「糖質は太るからできるだけ控えてる」

そう思っていませんか?

実はこの考え方、筋トレで体を引き締めたい人には“逆効果”になることがあります。糖質はただの敵ではありません。むしろ、筋トレと組み合わせることで、脂肪を燃やし、代謝を上げる“味方”にもなるのです。

この記事では、糖質と筋トレの意外な関係についてご紹介します。


糖質は筋肉の燃料!なぜ筋トレに糖質が必要なの?

筋肉を動かすためにはエネルギーが必要です。

このエネルギーの主な供給源が「糖質(グルコース)」です。摂取した糖質は血液中を流れたり、肝臓や筋肉に「グリコーゲン」として貯蔵されます。

トレーニング中、このグリコーゲンが燃料として使われ、エネルギーに変わります。特にスクワットやデッドリフトなどの高強度トレーニングでは、糖質がなければ力が出ません。

糖質が不足すると、体は筋肉を分解してエネルギーを作ろうとします。これが「筋肉量の減少」=「代謝の低下」につながり、結果的に“太りやすい体質”になってしまうことも。


糖質制限は脂肪より筋肉が減る?間違った制限の落とし穴

「糖質制限ダイエット」は一時的に体重が落ちやすく感じますが、それは脂肪ではなく「水分」と「筋肉」が落ちているケースが多いです。

筋肉は糖質と水分を一緒に蓄える性質があります。糖質を減らすとその水分も抜け、見かけ上の体重は減りますが、実際には代謝を維持する筋肉が落ちてしまいます。

代謝が落ちた体は、少し食べただけでも太りやすく、リバウンドのリスクが高まります。

「糖質=太る」ではなく、「糖質の摂り方が大切」なのです。


摂るタイミング”がカギ!筋トレと糖質の上手な付き合い方

糖質は摂る「タイミング」を間違えなければ、脂肪にはなりにくく、むしろ筋肉の合成や回復をサポートしてくれます。

特におすすめなのはこの2つのタイミング:

  • トレーニングの30〜60分前:エネルギー源として筋力を発揮しやすくなります
  • トレーニング後30分以内:枯渇したグリコーゲンを補給し、筋肉の回復を促進します

例えば、バナナ1本やおにぎり1つ程度の軽い糖質でOK。

これなら余計な脂肪に変わる心配もなく、体づくりの“手助け”になります。


まとめ:糖質を敵にするのはもう終わり!

糖質は太るもの…と決めつけるのではなく、「量とタイミング」を知れば、筋トレの強い味方になります。必要以上に制限せず、賢く取り入れて、代謝の高い“燃えるカラダ”を目指しましょう。

あなたの体づくりのヒントが、ここから始まるかもしれません。

奈良市ヤマムラパーソナルジム

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この記事を書いた人

奈良で2025年に「ヤマムラパーソナルジム」をオープンしました。
競技スポーツ経験を活かし、一人ひとりの成長を全力でサポートします!

大学時代は順天堂大学の陸上競技部に所属。現在も競技に挑み続けています。
プライベートでは、1児の父になったばかりで子育て奮闘中です!

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